2015年02月08日
Amerian Sniperを見まして

日本でもまもなく公開予定ですが、ひと足早くAmerican Sniperを見ました。
ミリブロ見てる人ならクリス・カイルの著書は読んだ人も多いでしょうが、それの映画化。イーストウッド作品と言う事で、割りと文学的な作品かと危惧(?)してる人も多いでしょうが、ミリ好きには良い意味でそれは裏切られます。
かなりの部分で銃撃戦やイラク戦場のシーンに割かれ、派手にドンパチやってます。
DEVGRUが最後にしか出てこないZero Dark ThirtyよりはよっぽどSEALsしてる映画です。
装備に目を向けると、△フロントサイトのMk.18Mod0が当時を反映してて素敵。
スプレーペイントした次世代M4 CQB-Rが欲しくなる事請け合いな映画です。
Mod.1じゃなく、0なあたり、装備考証もしっかりされてる映画ですが、唯一突っ込むなら、映画ではカイルにP226をSEALsらしく携帯させてますが、当の本人がイラクに行った際は、自腹でスプリングフィールドTRPをキャリーしていた様です。(派兵時期後半から45口径のP220って説もあり)
映画は派手にドンパチ、ミリタリー映画しつつも、上手に家族や彼の苦悩を描いています。
私はSEALsとか勿論大好きですけど、以前も書いたとおりサバゲの時はゲームの特殊部隊だったりオリジナルの格好の方が好きです。「ごっこ」として遊ぶには彼らの存在はあまりにも重すぎます。この映画でその思いはますます強くなりました。
言われずとも見る人は多いと思いますが、エンターテイメントな意味でも社会的な問題提起な意味でも、見て損はしない作品です。是非。
Posted by ラック
at 02:50
│Comments(2)
ごっこ」として遊ぶには彼らの存在はあまりにも重すぎます。
この思い、自分も全く同じです。
何のためであれ、戦地で命をかけている兵士をごっこ遊びで表現するのは、自分にもどうも苦手です。
エアガン振り回して撃ち合いやってる段階で、同じじゃねーか。って意見はあるでしょうし、現役のコスプレ好きな人も居るでしょうから、一概に悪いって話でもないと思うんですけどね。
やる方には真剣に考えて判断して欲しいな。とは思いますね。